【F-ONE大手町ビル店 川本blog】
お部屋の片隅に並び立つ扇風機と電気ストーブ。
よもやよもや晩秋の風物詩。。。
(早く片付けましょー)
いやはや夏と冬の逢瀬。。。
(クリスマスイルミネーションが始まりましたねー)
自然な気候は不自然という事ですね、うんうん…うんうん…と首肯しながら、ようやく訪れたかと思えば去っていく、貴重な秋とは近くて遠い、地下2階のお店でブログを書いております。
↑ ツイードコート。生地在庫無しです 。
最近は「海賊とよばれた男」を観ながら、そう言えば「大阪を捨てた男」とよばれていたんだったとよしなしごとを考え、「ブレイブハート」を観ながら、ウィリアム・ウォレスの半生をためつすがめつ眺めておりました。
さて、そんな「ブレイブハート」は13世紀末のスコットランドでのお話し。史実よりもエンタメ重視の内容ですが、お洋服屋さんとしても副次的ながら、感興を覚える作品です。
↑ ハリス・ツイードジャケット 。生地在庫無しです。
スコットランドと言えば、18世紀に英国スコットランドで誕生した「スコッチ」、ハリス・ツイード。
それよりも前のスコットランド王国時代に、くだんのようなアツい男がいたのですね。
「フリーダム!!」
お洋服はファジーな世界とも言われますので、その柔軟性とも呼応するように、ウォレス時代の世界観がとめどなく染み入ってきます。
その結果、作品を観た後はハリス・ツイードの堅牢さの中に、ウォレスの英雄豪傑な気質を宿した神秘的な気配を感じますよ。
↑ ハリス・ツイードジャケット。生地在庫無しですが似寄りはございます。
おもしろいですね…いな、おもしろがる、の方が正しい向き合い方のように感じます。
さながら、曖昧さをテーマにひたすら漫談でもして遊んでいるかのようです。。。
深みを増したストーリー性と登録商標を用いた手織り工程等を含む、贋物とは一線を画したハリス・ツイード。
この生地が持つアドバンテージは、まだまだこんなものじゃあないですよ…って書いているわたしが欲しくなってきました。。。
このように沼へとハマっていくのです。
やっぱりハリス・ツイードは、地下2階よりも屋外の方がしっくりきますね。
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